トランプの勝利に見る遺伝子の影響力。

トランプが勝利することは、なんとなくそうなる予感がしてました。

メディアがクリントン勝利を予想しても、、、、アメリカ人の遺伝子を思うと、先行き不安より革新的な道を選ぶと思ったので。

というのも、脳科学者の中野信子さんの著書で下記の記事を読んでいたからです。

 

日本人はセロトニントランスポーターが少ないタイプの人の方が圧倒的に多く、約7割がこのタイプ。欧米人を対象とした調査だと、セロトニントランスポーターが少ないタイプの人は2割以下しかいない。セロトニントランスポーターが多い人の割合を見てみますと、日本人は2%くらいしかいないのに、欧米人は30%くらいいます。

 

セロトニントランスポータ??って感じでしょうか(笑

わかりやすい記事がたくさんネットにも載っているので詳細は割愛しますが、ようは、これが多いと、幸せホルモンとよばれるセロトニンを脳にたくさん取り込めるのです。

なので、楽観的になりますし、革新的なものを好む傾向も生まれやすいので、「とりあえず、トランプでやってみよう!」というノリで、トランプを選ぶのではないかと思ってました。

さて、この国、ここ数年”マインドフルネス瞑想”が盛んです。多くの企業でマインドフルネス瞑想を社員育成のプログラムに組み込んだり、その効果の研究が進められていたり。

最初は、「アメリカ人は協調性がなさそうだから(失礼!)、マインドフルネス瞑想がより必要なのかもしれない。」と思っていた私ですが、セロトニントランスポーターの密度の高い彼らは、日本人よりもむしろ”マインドフルネス”な状態になりやすいのではないかと思うようになりました。

将来の不安、それに向かってやるべきリストをすぐ頭に浮かべる日本人よりも、「今」に目を向けて、とりあえず「将来の不安」は「将来の不安」として感じるけど放っておく気質は、よりマインドフルネスに近い思考だなと。

共感しやすい考えだからこそ、キリスト教の国にもかかわらず、仏教をルーツとするマインドフルネス瞑想がこれだけ浸透しているのかもしれないですね。

逆に、日本人は、セロトニントランスポーターの密度が低いからこそ、実はマインドフルネス瞑想が必要な民族で、でも、マインドフルネスの思考になりずらいので、宗教の世界などで「教則」として強いられないと取り組まなかったり、なかなか一般のレベルで浸透していかないのかもしれない・・・と思いました。

人を作るのは遺伝子の影響だけでなく外的要因も大きいとは聞いてますが、この大統領選を見て、遺伝子の影響の大きさを再確認するとともに、日本人である私の遺伝子は世界で一番悲観的になりやすい傾向にあることも”医学的な事実としてあること”を頭にとめて置かないと・・・・と感じました。

ということで、引き続き「マインドフルネス瞑想」も大切にしていこうかなと。

ナマステ。

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