2月のキルタンはハルもニウムとチン♪
こんにちは。
年初の予告通り、まずは2月に第1回目のキルタンをやりました。
有言実行、素晴らしい。(自画自賛)
進行は試行錯誤ですが、それに付いてきてくださる周囲の方(生徒さん)の気持ちが嬉しいです。
今回の曲はシヴァ神を称えるマントラの中でも有名な
「Om Namah Shivaya (シヴァ神を崇め奉ります)」
でした。
アンマー(抱きしめる聖者と呼ばれる平和活動家)のアシュラムでは挨拶に使われたりするそうです。
「オンナマシヴァヤーー!(おはようございまーす)」
「オンナマー!(おはよーっす)」
みたいな感じ?・・・ではないでしょうが。(無礼者っ!)
om namah shivaya
om namah shivaya を8回曲に合わせて唱えて1セットです。
サンスクリット語では「ॐ नमः शिवाय」と書くようです。むむっ、想像もできない象形文字です。--;
omは聖なる響きのコトバ、祈りの音節、すべての音の始まりを終わりを表わします。
namahは崇敬(崇め敬う)の念を表すので、まさに「シヴァ神を崇め敬います」というマントラです。
もっともっと深い意味もあるようですが、あまり掘り下げるとヒンドゥ教の世界になりそうなので、このくらいでいいと思います。
さてそこで、崇め敬う「シヴァ神」ですが、「何の神様?」ということはわかったうえで歌いたいものです。
ということで
シヴァ(shiva)神のおさらい
インドの3大神といえばブラウマー、ヴィシュヌ、シヴァですね。
役割分担(なんか表現が適切でないが)ブラフマーが世界を創造し、それをヴィシュヌが維持し、シヴァが破壊するといった感じ。
でもそれだけ聞くと、シヴァ神って破壊神?デストロイヤー?無法者?と思いがちですが、「再生の神」とも言われます。
私たちは何か新しいことを始める時には、今まで持っていたものを手放す必要があることが多いですが、なかなか手放すことは難しいものです。
例えば、やりたい仕事を見つけ転職したいと思っていても、今の仕事が安定していたり、それなりに評価されてたり、、、なんだかんだで一歩を踏み出せないでいる時、その会社がゴジラに踏みつぶされて破壊されたら、前に進みますよね。ゴジラが新たな自分を再生してくれるわけですね。
そう、またまた無礼にもシヴァをゴジラと表現しているわけですが。
ゴジラと言えば、わが娘・・・毎度乱入してきてはハルモニウムの鍵盤をさわってみたり、おどけてみたりとおふざけが過ぎるので、
今回は祖母により強制退去にあいました。(笑
前回の「タブラ」に続き、今回も「チン」というインドの楽器を持ってきてくれたゆかりさん。
リズムの取り方がさすがです。
ゆかりさんいわく、インド音楽のリズムは3種類「ビランビット」、「マディヤ」、「ドゥルット」とあるそうです。
色々なリズムを試しながら、ワイワイと歌い終えました。
次の成長のために乗り越えなければならない課題に出会った時、このマントラを思い出して、現状を打破する力をシヴァ神から頂きましょう♪
次回もお楽しみにーー